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赤ちゃんと温度管理の大切さ

これから出産予定の人は、事前にベビー服やベビーグッズの用意をしていることが多いはずです。可愛い洋服や小物、おもちゃなどを準備し、お家に赤ちゃんを迎える環境を整えるものです。実は、赤ちゃんが健やかに育つための環境作りに大切なのが、温度管理がとても重要です。赤ちゃんは大人と違って、体温調節がまだうまくできないため室内の温度管理をきちんとしてあげる必要があります。

季節によって赤ちゃんが感じる適温は異なり、大人とも違いがあります。東京都福祉保健局が公開している「健康・快適居住環境の指針(平成28年度改訂版)」によれば、冬場は室温20~25℃(湿度50-60%)が赤ちゃん(乳幼児)にとって過ごしやすい室温となっています。暑くても体内の熱を放出できないため、暑いままの状態が続くと、体温がどんどん上がってしまう危険性もあるのです。冬は暖房をうまく活用して、心地よい温度を保つ必要があります。

夏場は、具体的には26~28℃(湿度60%)くらいに保つことを目安にするとよいです。赤ちゃんにエアコンの風が直接当たらないように工夫するのも忘れないようにします。季節の変わり目は、朝夕の気温差が激しいのでエアコンをつけっぱなしにせずに、注意しながら温度管理を行う必要があります。気温の変化に合わせて、服装や寝具を変えることも大切です。

赤ちゃんは体温調整が未発達なため、大人が温度管理をしっかりして過ごしやすい快適な環境を作るようにしましょう。

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