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HACCP認証取得で世界に進出

HACCPは改正食品衛生法によって義務化された制度です。日本での導入は遅くなりましたが、世界ではすでに多くの国で適用されています。そのため輸出を望む企業にとっては、なくてはならない証明になります。衛生管理の方法はいろいろあって、そのレベルもさまざまです。

それでは輸入のときに何を基準に判断すればよいかわかりません。そこで利用されるのがHACCP認証の有無です。国際的に共通したガイドラインであるHACCPであれば、それぞれの国で定めたローカルの規制と違って、同じレベルで良し悪しを確認することが可能です。受け入れのときに認証が確認できれば、新たな検査などを求める必要がなくなります。

逆に日本に輸入するときにも独自の検査を求めるよりも統一された基準で確認する方がやり取りがスムーズです。日本で義務化されたHACCPですが、食品企業のビジネスライセンスとは関連していないので、行政機関から認証されることはありません。そのため海外から求められた場合には、第三者の民間審査機関を利用しなければいけません。そのため認証審査に費用がかかるため、必要となってからの取得で充分です。

認証を取得していれば行政の調査にたいして新たに対応しなければならないことがないので、無駄がありません。販売ルートに海外を追加するときには、認証の取得の要否を確認しておくことが重要です。一度取得しても、維持管理のために定期的な審査を受ける必要があります。

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